2026年2月、EDINET DB のベータ版を公開しました。日本の上場企業3,848社の有価証券報告書データを構造化し、Web・API・MCPサーバーの3つのインターフェースで提供するオープンなデータインフラです。
なぜ EDINET DB を作ったのか
EDINETには日本の上場企業の財務データが公開されています。しかし、そのデータ構造は複雑で、そのままでは分析に使いにくい。XMLの入れ子構造、会計基準の違い、年度ごとのフォーマット変更。データを使うために、まずデータを整理する必要がある。
EC分析の事業で培ったメダリオンアーキテクチャ(Bronze→Silver→Gold)の知見を、EDINETデータに適用しました。生データの収集からクレンジング、構造化、分析用テーブルの構築まで。
3つのインターフェース
EDINET DBは、利用シーンに応じた3つのアクセス方法を提供しています。
- Web: edinetdb.jp で企業検索、財務分析、ランキングなどを直接閲覧
- REST API: プログラムからのデータ取得。JSON形式で構造化されたレスポンス
- MCPサーバー: AIエージェント(Claude、ChatGPT等)からの直接利用
特にMCPサーバーは、日本の有価証券報告書データをリモートMCPで提供する初の試みです。
フリーミアムモデル
全データを公開し、利用量に応じた課金体系を採用しています。情報の閲覧を制限して課金するモデルは、AIがデータを自在に取得できる時代には合わないと考えています。
これから
3月1日の正式リリースに向けて、料金プランの確定とClaude公式マーケットプレイスへの申請を進めています。EDINET DBは、カボシアが目指す「AIデータインフラ」の第一弾です。